蝉駆除大作戦

これは私が作った物語です。

文章が変ですみません<(_ _)>

 

 

蝉駆除大作戦 1

 2xxx年、温暖化により日本は一年中真夏のような暑さに覆われた。

世界中はこの問題を解決するため、暑さに強い植物を大量に育て、二酸化炭素を5割以下に削減することに成功した。

 日本の気温もだんだん元に戻りつつあったのだが・・・

 この暑さの中で進化を続け、大量に繁殖し続けた物たちがいた。

そいつらは、少しの気温の変化にも動じなくなったため年中なき続けた。しかも、大きさも10㎝以上と驚きの進化を遂げていたのだ。

そいつらの名前とは・・・

「ミーンミーン」

「この暑いときにこううるさいとろくに話もできねぇぇぇ!!

このバカセミどもがっ!!」

少年、たくやは言った。

「おいおい。お前がそんなに怒ったってこの現状はかわんねーよww」

たくやの隣にいるそうたは笑いながらそう言った。

すると、たくやが言った。

「そうだ!!俺らでこいつらを駆除してやらないか?」

「どうやってだよ?」

「だからそれを考えんだよ!」

「・・・」

「・・・」

「まあ、俺、今度考えてくるよ。」

冗談半分のつもりで受け止めていたそうたもたくやの迫力に押されてなんとなく協力すること言なった。

 

そうたは家に帰ってPC を開いた。そしてネット上で蝉駆除隊というコミュニティーを作ってたくやの主張とそうたの補足を紹介欄に書きその日は終わった。

 

次の日そうたは心からたまげる結果となった。

昨日作ったコミュニティーに参加したいという希望者が約18時間の間に5000人以上も現れたのだ。どうやら、たくやと同じ考えを持っていた人はたくさんいたらしい。

そのことをそうたはメールでたくやに伝えた。

返信はすぐきた。内容は「今すぐ行く」だった。

 

3分後たくやはやってきた。

たくやは目を輝かせながら「やったな」といいつづけ、そうたからPCを取り上げ何やら打ち込みだした。

「あまり乱暴に扱うなよ。」とだけそうたは言った。

横からそうたが覗き込むとそこには蝉駆除隊の詳しいこれからの予定と駆除の方法が撃ち込まれていた。そして最後に《結構は明日の12時》と書き込み更新された。

そうたはたくやが帰る前にコミュニティの管理者をそうたからたくやに変えた。

 

そしてあっという間に翌日の12時

無理やり一番蝉の多い公園に連れてこられたそうた。

そこでそうたは目を疑った。100人は超えるであろう人たちがセミ用殺虫剤や

あちこちにとげが生えたハエたたきのようなものを持て集まっていた。

たくやは誇らしげに言った。

「実は今までの間に全国で60000を超える人たちが参加希望を出していたんだ。だからまた新しく更新して同じ市や県の人たちと協力するように書き込んだんだ。そしたらこの市内だけでこんなにだぜ?すげぇぜ日本!」

確かにすごかった。みんな闘志を燃やしているようだった。

そして静かにたくやは右手を挙げ

「蝉駆除開始ぃぃ!!」といった。

その言葉を合図にみんな周りの蝉と戦い始めた。

蝉もしぶとく、すごい戦いだった。

 

そして夕方、あたりは蝉の死体だらけとなった。

ここ以外にも全国で蝉を駆除していったので蝉は元と同じぐらいの数に戻りおとなしくなった。

 

そうたとたくやはハイタッチした。

そして二人は言った。

「俺たちの戦いはまだこれからだ!」

 

 

 

END